犬や猫を飼っている人にとってペットは家族同然だと思う人がほとんどだが、それは魚を飼っている人にとっても同じようだ。このほどイギリスから、熱帯魚の腫瘍摘出手術が成功したという話題が届いた。執刀した獣医は「今まで手術した中で最も小さな動物」だと明かしている。『The Sun』『BreakingNews.ie』『Metro』などが伝えた。
英ブリストルにある動物病院「Highcroft Veterinary Group」で先月に行われた手術が、人々の関心を集めている。同動物病院のFacebookで先月30日に投稿された写真には、小さな熱帯魚が口からカテーテルを通されて腫瘍の摘出手術を受ける様子があった。
写真の魚は金魚にも見えるが、『BreakingNews.ie』によると体重が1グラムにも満たない“モーリー”という種類の熱帯魚で、名前もそのままモーリーとのことだ。モーリーの飼い主は近所の老夫婦からモーリーを譲り受けたがその数週間後、腹部にしこりのようなものがあることに気付き、同動物病院に連れてきたそうだ。
モーリーは腹部の外側に軟部腫瘍ができていることが分かり、摘出手術を受けることとなった。執刀したのはソーニャ・マイルズ獣医(Sonya Miles)と看護師のローラ・ウォーレンさん(Laura Warren)で、マイルズ獣医にとってモーリーは今まで手術をした中で最小の動物だったという。
魚類であるモーリーは、