インドで4本の脚と3本の手を持つ女児が誕生していたことが明らかになった。女児は双子のうちの1人で、もう1人の男児に問題はないという。母親はもともと3つ子を妊娠していたが、未成熟だった1人が子宮内で女児に結合したとみられている。非常に珍しい症例を『The Sun』『Mirror』などが伝えた。
インドのラージャスターン州トーンク在住のラジュ・グルジャーさん(Raju Gurjar、24)が今月20日午前2時46分、インド政府が運営する病院で男女の双子を出産した。男児には異常がなかったが、女児は余分な手1本と脚2本が胸や腹に結合した状態で誕生した。
ロハタッシュ・ミーナ医師(Rohitesh Meena)によると、ラジュさんは初めての妊娠だったが出産前の検査を一度も受けたことがなく、双子を宿っていることさえ知らなかったそうだ。出産は自然分娩で、女児は生まれた時に呼吸に少し問題があったものの酸素吸入により安定しているという。ラジュさんと夫は日雇い労働者で、女児の誕生に困惑しているとのことだ。
ミーナ医師は女児について次のように述べている。
「もともと3つ子を妊娠したものの、そのうちの1人が十分に成長できず女児に結合したものと思われます。双子の1人が、もう1人の胎児に結合されてしまう寄生性双生児はこれまでにもありましたが、3つ子のケースは初めてです。女児はジャイプルの設備の整った病院で手術を受けることになるでしょう。」
こういったケースは非常に稀だが、