引っ越しをする人に無料で分けてもらったりと小まめに情報をチェックして集めたという。
ステイシーさんは「生徒たちが最初に教室に足を踏み入れた時の表情を見ていると『ああ、頑張ってよかった』と思うのです。『ワォ』『ここはいったいどこなの』『最高!』など、みなそれぞれに反応が違うんですよ」と語っているが、そのこだわりは相当なものだ。ホワイトボードには組分け帽子があり、「プラットフォーム9 3/4(Platform 9 and 3/4)」と書かれていたり、「みぞの鏡(Mirror of Erised)」がさりげなく置かれていたり、クラスがホグワーツ魔法魔術学校の4つの寮でグループ分けされていたりする。
ステイシーさんのSNSには「もう一度学生に戻りたい」「この先生の生徒になりたい」「学校に行くのが楽しくなる」「うわ、ハリー・ポッターがもう一度読みたくなった」「うちの息子もこの先生が大好きだった」などといったコメントが寄せられているが、実はステイシーさん、2018年度のセシル郡公立学校の「ティーチャー・オブ・ザ・イヤー」やメリーランド州の「ティーチャー・オブ・ザ・イヤー」のファイナリストにも選ばれている。
「私はハリー・ポッターで読書が好きになり、次のストーリーが早く読みたくて夜中に本屋の前に並んだくらいです。生徒が私の教室に来る時に、あの時のようなワクワク感を感じてくれたら嬉しいです」と語るステイシーさん。今後は『魔法の国のアリス』をテーマにしたデコレーションにも挑戦したいそうだ。
画像は『Staci Lamb | Secondary ELA 2019年8月31日付Instagram「This wall makes me so happy」』『Staci Lamb 2019年9月2日付Twitter「I do lol you can see some in this pic.」、2019年8月18日付Twitter「The only section of my room that’s done」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)