米マサチューセッツ州を走る州間高速道路90号線(I-90)で今月8日の午後3時頃、時速約96キロ(60マイル)で走るテスラ車のドライバーが居眠りをしている様子が捉えられた。オートパイロット(自動運転機能)で走行中と思われるテスラ車がハイウェイを走る動画は、すぐ隣を走っていたダコタ・ランドールさん(Dakota Randall)によって撮影され、拡散している。
「マサチューセッツ・ターンパイク上で、男性がまさに居眠り運転中だよ(最適の場所だけどね)」
そんな言葉とともにTwitterに投稿された動画に映るのはハイウェイを走行中のテスラ車だが、車中に起きている人物は見当たらない。ドライバーの男性や助手席の女性も爆睡状態だ。
投稿者のダコタさんは、『NBC10 Boston』の取材に「ニュートンの17番出口(Exit 17)近くで、ドライバーが眠っているのが目に入ってね。まさかと思って2度確認したよ。でも男性は頭を垂れて完全に眠っていたんだ。クルーズコントロールモード(カメラとレーダーからの情報に基づき速度を自動調整する)で、時速88.5キロ(55マイル)から96キロ(60マイル)は出ていたと思うよ。何度もクラクションを鳴らしたけど、気づかなかったんだ」と語っている。ダコタさんは45秒から1分ほどテスラ車の隣を走行したようだが、その後はスピードを上げて走り去ったようだ。
その後テスラ車のドライバーが目覚めたのかどうかは分かっていないが、