このほどアメリカで、ありもしない事件をでっちあげ「隣人に襲われた」と警察に虚偽の通報をして逮捕された女がいた。女の顔は流血していたが、赤い塗料を使った血糊だったことが判明した。『New York Post』『WMUR Channel 9』などが伝えている。
今月5日の午後9時40分頃、米ニューハンプシャー州マンチェスターにあるアパートの住民から警察へ緊急通報が入った。通報者は「同じアパートに住む女に襲われた」と話しており、マンチェスター警察の警察官がすぐに現場へ向かった。
通報したのはクリスティー・ブノワ(Christie Benoit、20)で、警察が到着する前に同じアパート内のルシーナ・ベルディンさん(Lucina Beldin)の部屋に駆け込み、助けを求めていた。ところが後に、これはクリスティーが仕組んだ芝居だったことが判明する。
助けを求められたルシーナさんはクリスティーと一緒に彼女の部屋を確認しに行ったところ、部屋中の至るところに血痕が飛び散っていたという。また警察によると、当初クリスティーの目の周りは殴られたように黒く痣ができており、鼻からは流血して腕や足にも傷があり、シャツには赤い染みがあったそうだ。
クリスティーの供述によると、同じアパート内に住むミッシー・ブノワさん(Missy Benoit)が彼女の部屋のドアを蹴破り、引っ掻いたり、殴る蹴るなどの暴行を加えたという。しかし警察がクリスティーの部屋に飛び散っていた血液を採取して調べたところ、