海外発!Breaking News

writer : flynn

【海外発!Breaking News】「天使は天国へ戻ってしまった」水頭症で頭部96センチの女児、懸命の治療の末死亡(南ア)

南アフリカ・ケープタウンに住むレミカちゃん(Lemicah)は、脳脊髄液が脳室に過剰に溜まる「水頭症」だった。一時は手術で頭部が小さくなったのだが、残念ながら家族に見守られながら生後7か月で息を引き取った。『Daily Voice』など複数のメディアが伝えている。

ケープタウンのデルフト(Delft)という町に住むロザンネ・アレンツェさん(Rozanne Arendze、30)は12歳、6歳、3歳の男児を持つ母親で、待望の女の子を妊娠したことに喜んでいた。ロザンネさんは2017年、4人目となるはずだった男児を妊娠7か月で死産した経験から、このたびの妊娠にリスクがあると言われていたが、赤ちゃんは順調に育っていった。

そして2018年12月、帝王切開で誕生したレミカちゃん(Lemicah)は4.2キロと大きめの赤ちゃんだったが、産声を上げなかった。出産2日目、ロザンネさんはレミカちゃんと対面したが、その頭部を見ても決して「産まなければよかった」という思いは抱かなかったそうだ。

生後5か月で頭のサイズが96センチと母親よりも大きかったレミカちゃんは今年5月末、ケープタウンのタイガーバーグ病院でシャントチューブと呼ばれる細い管を用いて脳脊髄液を頭部から腹腔内へ流す脳室腹腔シャント(VPシャント)手術が行われた。その結果、レミカちゃんの頭部は83センチにまで縮小した。チューブは10年ごとに交換する必要があり、レミカちゃんは頭部の圧があるため目を大きく開けることができないが、

1 2