先月に待望の第1子が誕生し、一体どんなナニーを雇うのかに注目が集まっていた英王室のヘンリー王子とメーガン妃。このほど英米の複数のメディアが、夫妻は英国出身の女性ナニーを雇ったことを伝えている。
一時的に子供を預かって身の回りの世話をするベビーシッターとは異なり、子供のしつけや人格形成に深く関わるナニーは英国で広く認められた職業である。ウィリアム王子とキャサリン妃は、国内のエリートナニー養成学校を卒業したマリア・ボラロさんのサポートを得ながらジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子を育てている。「リアル・メリー・ポピンズ」の呼び声も高いマリアさんはスペイン出身の40代で、一家が暮らすケンジントン宮殿に住み込みで常駐している。普段はジョージ王子とシャーロット王女にスペイン語を教えたり、海外公務に同行するなど夫妻が絶大な信頼を寄せる人物だ。
一方、そのファッションや言動が「掟破り」「セレブ気取り」などと揶揄されることの多いメーガン妃は、マリア・ボラロさんのようなエリートナニーを採用するのか、それとも旧来のしきたりを破りハリウッドセレブのように“マニー”(男性のナニーで、manとnannyを組み合わせた造語)を雇うのか、はたまた妃の実母ドリアさんのヘルプを頼るのか―など、どのようなアプローチで育児を実践していくのかが注目されていた。
しかしメーガン妃の出産2週間ほど前から英国入りしていたドリアさんは、アーチーくん誕生後は約2週間滞在したのみで5月半ばにウィンザーを後にしている。ヘンリー王子とメーガン妃は英国内の3つのエージェントからナニーの候補を絞っている段階とも言われていたが、