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今月4日にビルギッタさんは狂犬病を発症していることが断定された。だがその2日後、ビルギッタさんは帰らぬ人となってしまった。
ビルギッタさんの死後は彼女と接触した人達や友人への感染の恐れが懸念され、フィリピンで一緒に子犬と遊んだ友人達などビルギッタさんと接触のあった77人全員と連絡が取られた。
うち31人は、連絡を受けたことによって狂犬病ワクチンの予防接種を済ませたとのことだ。ちなみにビルギッタさんはワクチン接種をせずフィリピンに渡航しているが、ノルウェーでは通常フィリピン旅行の際に感染予防のためワクチン接種を勧めている。しかしこのワクチンリストに、狂犬病予防は入っていなかったとのことだ。
またビルギッタさんの死は、ノルウェーで大きな波紋を呼ぶこととなった。ノルウェー政府において国内の狂犬病患者の報告は200年以上も前のことだったからだ。現在ビルギッタさんの家族は、ノルウェー政府にフィリピンへ渡航の際には狂犬病予防接種を義務付けるように呼びかけている。
なお日本では、2006年11月に狂犬病を発症した例が京都と横浜で確認されている。いずれもフィリピンで狂犬病に感染している飼い犬に噛まれたことが原因であり、日本に帰国してから発症していた。保健省の調べによると、フィリピンでは毎年200~300人が狂犬病で死亡しているという。
画像は『Birgitte Kallestad 2018年10月5日付Instagram「FREDAG!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)