「ハード氏はドメスティック・バイオレンスの被害者ではありません。彼女こそが加害者です」と強く主張している。
さらにジョニー・デップ側は自身の主張を裏付けるために、アンバー・ハードとスペースX社の共同設立者およびCEOでテスラのCEOイーロン・マスク氏との関係を指摘。アンバーはジョニーとの破局後にマスク氏との関係が明らかになっていたが、ジョニーは結婚して1か月も経たないうちにアンバーがマスク氏と交際をスタートしたと考えている。ジョニー側はマスク氏が自宅によく訪れていたと主張し、アンバーはビルの職員を使って“友人”マスク氏に駐車場やエレベーターを与え、部屋へのアクセスを容易にしていたと記述している。また、ジョニー側はビルのセキュリティーに証言を取り、マスク氏が翌朝にビルをあとにする姿を目撃したという。
アンバーはジョニーとの離婚申請後にマスク氏と交際が伝えられ、2017年8月に一度別れている。翌2018年1月に復縁するも、その後すぐに破局していた。
アンバーの代理人は「彼女は黙っていません。デップ氏の行動こそ、彼が今も虐待行為の事実を認めることができないことを証明しています」とコメントし、勝利すると断固とした姿勢を見せ、イーロン・マスク氏の代理人は「イーロンとアンバーは2016年5月までは会っていません」と不倫を否定し、恋愛関係になったのはもっと後のことと表明した。
なおジョニー・デップは今年1月、ジョニーのことを「wife-beater(妻を殴る人)」と呼んだ英メディア『The Sun』を名誉毀損で訴える書類を提出していた。
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)