メーガン妃に対するインターネット上での誹謗中傷が日毎にエスカレートしているが現地時間4日、英王室が異例の対応に出た。現在英王室が運営する3つの公式ソーシャルメディアアカウント利用の際、守らなければならないルールなどを事細かに示した異例のガイドラインを発表したのだ。
「ソーシャルメディア・コミュニティー・ガイドライン」とのタイトルで発表されたこのたびのガイドラインの対象になるのは、現在英王室が運営している「ザ・ロイヤルファミリー」「クラレンス・ハウス」「ケンジントン宮殿」の3つのソーシャルメディアだ。
人々が安心して議論を重ねたり、コメントや質問、提案などが自由に行える環境を目指しているという英王室の各ソーシャルメディアだが、こちらを利用する際にはユーザー間で「礼儀と優しさ、尊敬を持つ」よう呼びかけている。
今後これらのソーシャルメディアに投稿する際には、中傷的、虚偽的、あるいは節度を欠いた内容や、攻撃的、強迫的、虐待的なコメント、そして憎悪に満ちたり炎上目的のもの、また露骨な性描写や暴力を助長させるような内容は禁じられる―と記されている。
また今回のガイドラインでは、書き込まれるコメントは特定の人種や性別、宗教、国籍、身体あるいは精神障害、性的指向、年齢による差別を助長するような内容であってはならない、とも謳っている。
このガイドラインに違反したと判断されたコメントは、