「人として、時として、花として。」「大停電の夜」「ゴースト」「二律背反-antinomie-」の4曲がそれぞれインストゥルメンタルバージョンも含めて収められている。3曲目の「ゴースト」のMVには、福士が主演した連続ドラマ『極道めし』で彼の妻役を務めた女優・井桁弘恵が出演している。井桁はMISSIONの音楽について「メッセージ性の高い歌詞に優しい福士さんの人柄が滲み出た歌声で聞いている人の胸に直接届く、音楽だと感じます。」と語り、「バドミントンのシーンは実際に福士さんと本気で汗をかきながら楽しんでいるところを撮影していただいたので、ぜひ、見てください!」とMVの意外な見どころをアピールした。
井桁がMVに出演している「ゴースト」では優しくも力強い歌声を伸びやかに堂々と披露している福士だが、「二律背反-antinomie-」はMVも一変して前衛的な趣きだ。曲によって別の顔を見せている福士だが、“これまで培ってきた演技力”と“新しく挑戦する音楽”と違いはあるが、“表現者”として福士の力量がなせる業なのではないだろうか。
福士は「この年齢になってからのバンド活動ということもあり、ある意味少し乱暴に自由に発信していけたらいいなと思います。歌の世界を少し強引に届けていきたいです。」とやる気満々で、「これからMISSIONというバンドがどんな世界を広げられるのか、どんな未来へ向かうのか、一緒に突き進んで欲しいです! ついて来てください!」と呼びかけている。これから俳優とミュージシャンの二刀流で活躍する福士誠治の姿が見られそうだ。
2月17日の初ワンマンライブはすでにソールドアウト。3月9日には「今井麻美× MISSION 『オリジナル朗読劇 Over the Galaxy ~メッセージ~』」(会場:多摩六都科学館)が開催予定。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)