海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】自閉症の11歳少年、学校長に校舎から締め出される(米)

自閉症といっても個々により様々な症状があることから、それを抱える生徒を預かった学校側は理解と配慮を示すべきではないだろうか。しかし昨年12月、米ワシントンのある学校で、自閉症の少年が校長に学校の校舎から締め出されるという対応を受けた。現在、少年の家族は学校側に対し明確な回答を求めている。『KIRO-TV』『WAFB 9』などが伝えた。

昨年12月14日、ワシントンのケントにあるスプリングブルック小学校に通っていたジャマー・テイラー君(11歳)は、校長のアシュリー・ショートさんに校舎から締め出されるという対応を受けた。

家族の話によると、自閉症を抱えるジャマー君は特別学級に所属しており、この日は授業中にトイレに行きたいと訴えた。母のジャヴォーン・ペリーさんは「特別学級の子供たちはいつでもトイレに行かせるべき」と主張するが、校長はジャマー君の訴えを認めなかったという。

するとジャマー君は校長を通り抜けて、裏の出入り口から外に出た。そこで校長はドアの全てに鍵をかけ、ジャマー君を校舎から締め出し、校内放送システムで職員らにジャマー君を校内に入れるなと指示を通達した。ジャマー君は何度かドアを開けようとしたが開かず、外から教室に近付こうと窓のそばに行くと、職員がジャマー君の目の前で中からブラインドを降ろした。ジャマー君は困惑した様子で一旦駐車場のそばまで行きうろついたりしたが、通りがかった職員もジャマー君を気遣う素振りは一切見せず、校舎の中に入れようともしなかった。また、他の生徒に混じって中に入ろうとしたジャマー君を見た職員は、ジャマー君を再び外へ押し出した。

結局、15分ほど外にいさせられたジャマー君は、

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