子供にとって母親の存在というのは大きいものだが、その母親が実の娘2人に殺害された。このほど米ミシシッピ州から、10代少女2人による母親殺害事件のニュースが『New York Post』『WLBT News』などで報じられた。
1月4日、ミシシッピ州パイク郡マグノリアで凄惨な事件が起こった。午後11時42分頃、4児の母エリカ・ホールさん(32歳)が自宅前の庭で息絶えているところを親族に発見されたのだ。
エリカさんの遺体は背中にナイフが刺さった状態で、上半身に数回刺された痕があっただけでなく、胸にピストルで1回撃たれた傷もあった。ピストルはエリカさんが所持していたもので、車の中に置いてあったようだ。家の中で襲われたエリカさんは、助けを求めようとしたのかふらつきながら外に出てきたが、そこでこと切れてしまった。親族が通報し、エリカさんは「Southwest Mississippi Regional Medical Center(サウスウエスト・ミシシッピ広域医療センター)」に搬送されたが、死亡が確認された。
エリカさんを殺害したとして逮捕されたのは、実の娘2人だった。14歳のアマリヨーナと12歳の妹(名は非公表)はエリカさんを殺害する何日か前に、一家の自家用車でエリカさんを轢こうとしたという。近隣住民の話によると、姉妹2人は罰として母親から携帯電話を没収されていたようだ。母を車で轢こうとした罰に電話を取り上げられたのか、電話を取り上げられたことで逆上し母親を轢こうとしたのか、