思ったことは何でも言い放ち「俺様」路線を貫くラッパーのカニエ・ウェスト(41)。現地時間13日、そのカニエがツイッターでドレイク(32)に125回以上にも及ぶ猛攻撃ツイートを仕掛けた。見かねた歌手のアリアナ・グランデとマイリー・サイラスが休戦を呼びかけるという事態に発展している。
今回のことはカニエ・ウェストがドレイクから『Say What’s Real』の使用許可を求める連絡が来たことに端を発する。『Say What’s Real』は2008年のカニエの『Say You Will』からサンプリングして作られたドレイクのミックステープで、カニエがプロデューサーを務めていた。
カニエがドレイクからの連絡に憤慨したのは、現在2人がかなりの犬猿の仲だからである。カニエは今年5月にリリースされたプッシャ・Tのアルバム『Daytona』のプロデューサーの1人を務めており、『Infrared』という曲でドレイクのゴーストライター疑惑をほのめかしていたほか、ドレイクは今年9月にリリースされたフレンチ・モンタナの『No Stylist』に参加し、カニエが手がけたアディダスのスニーカー「『Yeezy Boost 350』を履かない」とディスっていたという経緯がある。
そのようななかで、現地時間13日にカニエ・ウェストはドレイクからの『Say What’s Real』の再使用許可を求める連絡をきっかけにツイッターにドレイクへの不満をぶちまけた。「ドレイクが電話して脅してきた」「おい、ドレイク。もし、俺や家族に何かあったら、お前が最初に疑われるからな」「(スニーカー)350に触れたこと、まだ謝ってもらうからな」と合計125回以上のツイートでドレイクを攻撃した。またカニエの妻でリアリティースターのキム・カーダシアン(38)もツイッターで「ドレイク、私の夫や家族を脅さないで」「私の夫は最も素晴らしくて、天才よ」と応戦する事態になっていた。
この30歳を超えた大の大人の騒動に呆れたのか、