家族で出かけた旅行先で、2歳の娘をホテル運営の託児施設「キッズ・クラブ」に預けた夫婦。しかし責任者の管理不行き届きにより女児が施設を抜け出し、迷子になる騒動が起こった。幸いにも女児は無事に保護され一家は帰路についたが、旅行会社に対して怒りを露わにしソーシャルメディアで批判。だがこれに対して、世間からは冷ややかな声があがっている。『Daily Record』『The Sun』などが伝えた。
今から1か月以上前に英スコットランド、アンガス地区モニフィースに住むビリー・ブライソンさん(30歳)と妻クレアさん(32歳)は、英旅行代理店「Thomas Cook(トーマス・クック)」からホリデーを申し込み、娘ルビーちゃん(9歳)、ビリーちゃん(4歳)と当時2歳だったエラちゃんを連れてチュニジアへ旅行した。
チュニジア北東部にあるモナスティル市近くのリゾートホテル「Sahara Beach AquaPark Resort(サハラ・ビーチ・アクアパーク・リゾート)」に宿泊予定の一家は、同ホテルが運営する託児施設「キッズ・クラブ」へエラちゃんを預けた。しかし、エラちゃんはキッズ・クラブから抜け出し近くのビーチをさまよい泣いているところを、女性旅行者に発見された。
施設を信頼して幼い子供を預けた夫妻だったが、預けてからおよそ20分後にビリーさんの元へ女性旅行者に連れられてエラちゃんが戻ってきた時、夫妻は驚愕した。キッズ・クラブのスタッフは、エラちゃんが勝手に抜け出したことに全く気付いていなかったようだ。ビリーさんが詰め寄り事情を説明すると、スタッフの女性は「えっ! それは申し訳ありません」と驚きながらも謝罪したという。
しかし、ビリーさんは「申し訳ないだって!? 1人で迷子になっている娘を誰かが誘拐したり、海で溺れたりする危険もあったわけですよ。なぜ、娘をちゃんと見ていてくれないんですか」と施設側の管理不行き届きを責め、