現地時間7日、英国出身の女優兼脚本家エマ・トンプソンが大英帝国勲章第2位(DBE)を受勲した。バッキンガム宮殿で行われた授与式に白いスニーカー姿で出席したエマ、ウィリアム王子から勲章を授与された際には王子にキスを試みるもアッサリ断られてしまったというエピソードや、独特のファッションが話題を集めている。
『ハワーズ・エンド』や『ラブ・ アクチュアリー』などで知られる英国出身の女優エマ・トンプソン(59)。父親は俳優兼舞台演出家、母親と妹は女優という芸能一家の出身であるエマは、1993年に『ハワーズ・エンド』でアカデミー主演女優賞を、1996年には『いつか晴れた日に』でアカデミー脚色賞を受賞する実力派だ。近年は『ハリー・ポッター』シリーズや『メン・イン・ブラック3』などにも出演している。
エマ・トンプソンはこれまでの輝かしい業績や英国演劇界への貢献が認められ、このほど栄えある大英帝国勲章第2位(DBE)を受勲した。この「DBE」は「Dame Commander of the Most Excellent Order of the British Empire」の略で、女性に与えられる「デイム」という称号は大英帝国勲章の中でも高位の勲位にあたる。
そんな栄えある授与式の場でウィリアム王子から勲章を受け取ったエマは、王子が幼少の頃からの“旧知の仲”だそうで「今日はお互いを見てクスクス笑い合ったわ」「この場であなたにキスしたらマズイわよね?って聞いたら『それは勘弁してください!』って言われちゃったの」と微笑ましいエピソードを後にレポーターに明かしている。
この日は「ステラ・マッカートニー」のティールブルーのパンツスーツで授与式に出席したエマ、白髪のショートカットに白いスニーカーが決まっていた。ケンジントン宮殿公式Twitterにウィリアム王子と手を取り合って談笑する姿が公開されると、