インドから、サルに連れ去られた生後間もない男児が死亡するというショッキングなニュースが飛び込んできた。サルは開け放たれていた玄関から侵入し、授乳中の乳児を母親から奪い去ったという。『Mirror』『CNN』などが伝えている。
11月12日の午後、インドのウッタル・プラデーシュ州アーグラ市近くの村ラナクタで悲劇が起こった。
生後12日目の男児アラッシュ君を腕に抱いて授乳していたネーハさんは、開けていた玄関から侵入した1匹のサルに突然、我が子を奪い去られた。サルは、アラッシュ君の首を掴んであっという間に連れ去った。
ネーハさんの叫び声を聞きつけた近隣住民らは、アラッシュ君をなんとかサルから引き離そうと必死でサルに石を投げつけた。しかし努力の甲斐も空しく、アラッシュ君は顔と首に致命的な怪我をし、近隣の屋根の上で血だらけになった姿で発見された。すぐに病院に搬送されるも、間もなく死亡が確認されたという。
アラッシュ君は、結婚して2年の母ネーハさんと父ヨゲーシュさんにとってたったひとりの子供だった。愛する我が子の命をサルに奪われた両親の悲しみは計り知れない。アラッシュ君は検死に回されたが、埋葬のために間もなく家族のもとへ戻される予定だそうだ。
地元メディアによると、