海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】10か月の娘と産休中の母親、ハイイログマに襲われ死亡(カナダ)

午前10時頃~午後3時頃の間に2人は散歩に出ていたことが判明した。

悲報を知ったカップルの友人レミー・ボープレさんは、悲しみを露わにしてこのように話している。

「2人は3年ほど前に、狩猟目的で滞在するキャビンを購入しました。アウトドアが大好きで、できるだけ自然の中で暮らすことを心がけていました。バレリーさんは教師だったのでなかなか休みが取れなかったのですが、産休になったのを機に家族一緒にキャビンで過ごしていたようです。アウトドア生活に関しては2人とも経験豊富だったので、今回も100%完璧に用心や準備をしていたはずです。それでもこのようなことが起こってしまった…やはり何が起こるかはわからないのです。この悲報に他の友人たちも大きなショックを受けています。」

また同じエリアでキャビン生活をし、カップルを数回見かけたことがあったというブライアン・メランソンさんは「冬が近づくとクマは冬眠準備に入ると言われるが、まだ活動しているクマもいるんだ。昨年の冬も12月半ばでもクマの足跡を見たし。でも2人は自然に慣れた経験者だった。こんなことが起こって心が痛むよ」と悲しみを口にした。

バレリーさんの勤務先だった小学校にも悲報が伝えられ、教師や児童らは悲しみに沈んだ。学校側は「非常に優秀な教師だった」とバレリーさんの死を悼んだ。愛する妻と娘を突然このような悲劇で失ってしまったジェルムンドさんには地域のキャビン生活者らがサポートしており、この件については現在もRCMPとユーコン準州環境局が調査を続けているという。

画像は『CBC.ca 2018年11月27日付「Woman, 10-month-old daughter killed by bear at remote Yukon cabin」(Submitted by Émilie Dory)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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