2017年5月にヘッジファンド「Eden Rock Capital Management」を経営する大富豪ジェームズ・マシューズ氏と結婚、今年6月に正式に妊娠を公表していた。

ミドルトン家は母キャロルさんが立ち上げた子供用パーティーグッズのオンラインストア「PARTY PIECES」で大きな成功を収め、巨額の富を手にしたと言われている。父マイケルさんは長年勤務していた「British Airways」を退職し、キャロルさんのビジネスのサポート役に回っている。

ピッパさん出産後、病棟への訪問者第1号と報じられたキャサリン妃とピッパさんの弟ジェームズ・ミドルトン氏（31）はお菓子のマシュマロにメッセージや似顔絵を入れカスタマイズするビジネスを立ち上げたのだが、これが軌道に乗らないまま4億4400万円を失ってしまった。現在はピッパさんの義父のもとでリゾートホテルのツアーガイドとして働いていると伝えられている。

おとなしめの男性陣とは対照的に、女系パワーが強いミドルトン家。長女キャサリン妃を王室に嫁がせ、次女ピッパさんを大富豪との結婚に導いたのは他ならぬ母キャロルさんだと言われている。2人の娘のうちキャサリン妃は、王位継承権第3位～5位というポジションにジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子という3人の子供を出産し、王室で絶大な人気を誇っている。もう一人の娘ピッパさんはこのたび、大富豪マシューズ家の未来の跡取りにふさわしい長男を出産した。孫の養育に非常に熱心なキャロルさんのもとには、キャサリン妃も頻繁に訪れていることから、おそらく“新米ママ”ピッパさんも今後は母や姉をお手本にしっかりと子育てをしていくことだろう。

英王室とマシューズ家両家の影の采配者として、キャロルさんがこれまで以上に表舞台に姿を現す日も近いかもしれない。
（TechinsightJapan編集部　c.emma）