米出身人気シンガー、ブリトニー・スピアーズ(36)のデビュー曲『ベイビー・ワン・モア・タイム』が23日、リリースから20周年を迎えた。ハリウッドの荒波に揉まれながらも近年見事なカムバックを果たしたブリトニー。20周年という記念すべきこの日、彼女のSNSはファンからの温かい励ましや祝福の声が続々と届いている。
今からちょうど20年前の1998年10月23日、ブリトニー・スピアーズが『ベイビー・ワン・モア・タイム』を引っさげ鮮烈なデビューを果たした。ベビーフェイスで初々しいブリトニーが、学校の廊下で三つ編みやツインテールを振り乱し制服姿で踊るミュージックビデオは全米でたちまち大旋風を巻き起こし、当時16歳だったブリトニーは瞬く間にスターダムを駆け上った。日本でもその知名度をグングン上げ、“ブリちゃん”の愛称で広く親しまれた。
しかしブリトニーを一躍ビッグセレブへと押し上げたこの曲、実は別のアーティストのために用意された曲だった。同曲をプロデュースしたスウェーデン出身のソングライター、マックス・マーティン(Max Martin)は、『ベイビー・ワン・モア・タイム(…Baby One More Time)』は当時人気を博していた女性R&Bグループ「TLC」のために作った曲であったことを明かしている。
アルバム『FanMail』に収録されるはずだった同曲は当初『Hit Me Baby One More Time』というタイトルだったが、