道路に飛び出した愛犬を追いかけた少女が、愛犬とともに交通事故で命を落とすという悲劇が米・バージニア州で起きた。間もなく執り行われる葬儀の後、少女は愛犬と一緒に埋葬されるという。『Inside Edition』『PEOPLE.com』などが伝えている。
10月27日の午後、バージニア州ロックブリッジ郡レキシントンで痛ましい事故が起こった。車の往来が激しい道路に愛犬“キャッシュ”が飛び出したのを見たジャナリー・ニコル・グッドバーさん(12歳)は、必死で愛犬を捕まえようと自らも道路に飛び出した。しかし不運にも走ってきた車に轢かれ、ジャナリーさんとキャッシュは死亡した。
米メディア『WFXR』によると、咄嗟にブレーキを引いたが間に合わなかった車の運転手は、ジャナリーさん一家の友人男性だったという。現在も警察当局が事故について捜査を続けているが、突然の悲劇でジャナリーさんを失った家族の悲しみは計り知れない。死亡追悼サイト『The News-Gazette』では、ジャナリーさんの家族がこのように綴っている。
「マウリー・リバー中学校に通っていたジャナリーは、音楽やダンス、ソフトボール、そして特にクマの狩猟が大好きでした。ジャナリーは、キャッシュとラッキーという2頭の狩猟犬を可愛がっていた他、猫やモルモットなどのペットも飼っていて、動物をとても愛していました。笑顔を絶やさず明るく前向きで、周りの誰からも愛されていたジャナリーは、カントリーガールと呼ぶに相応しくズボンにカウボーイブーツやワンピースにコンバースのスニーカーがとても似合う少女でした。」
これからの人生を謳歌するはずだったジャナリーさんは、