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緊急通報とはその言葉通り、緊急事態が発生した場合のみにかける電話のことだが、世の中には「ミルクを買ってきて」「ゴミ出しして」「留守中の子供の面倒を見て」など、信じられない理由で緊急通報ナンバーに電話をする者がおり、多忙なオペレーターを辟易させている。このほどトルコで、1年間に4万回以上の迷惑コールをし続けた男が逮捕された。『Oddity Central』『Daily Sabah』などが伝えている。
トルコのイスタンブール、バイラムパシャに暮らすシェレフ・カン(55歳)は、2017年5月15日~2018年5月15日の1年間に、緊急通報ナンバー「155」へ45,000回以上の迷惑コールをかけていた。
シェレフは、緊急通報しておきながらも何かの苦情を訴えたり助けを求めたりすることは一切なく、電話に出たオペレーターとただ会話をしたがった。しかしシェレフの迷惑コールに堪忍袋の緒が切れたイスタンブール警察は、この件を正式に苦情として対処。調査したところ、シェレフは1日115回、1年で45,210回もの迷惑コールをしていたことがわかり、