新しい介護スタッフメンバーと偽り、か弱い高齢者宅へ侵入し窃盗を働いた女。英ウェールズでそんな女が逮捕されていたが、このほどその裁判が行われた。法廷では女が5年前にも妊婦を装ってトイレを借りたいと数軒の家に侵入し、窃盗を働いていたことも明らかになった。『Metro』『WalesOnline』などが伝えている。
6月30日のこと、ウェールズのブリジェンド州区ブリンメニンに住むジョアン・デイビースさん(94歳)宅をアビゲール・ハンフォード(28歳)が訪れた。
息子のピーターさんによると、ジョアンさんは転んで右腕を骨折し右肩を脱臼したために入院しており、長期リハビリを終えてようやく退院したばかりだった。介護スタッフによる一日4回の訪問を受けていたジョアンさんはこの日、介護スタッフが現れる30分ほど早い午前7時~7時35分の間に「新しい介護スタッフ」と名乗る女が訪ねてきた時、すっかり信じ込んでしまった。
セキュリティーコードを聞き出したアビゲールはジョアンさんの自宅へと侵入し紅茶を入れると申し出たが、ジョアンさんが先にシャワーを浴びたいと言ったために仕方なく浴室へと促した。そしてジョアンさんがシャワーを浴びている隙に抜け出して、家の中を物色し始めた。
再び浴室へと戻ったアビゲールはジョアンさんを介助するフリをしたが、