飛行機に乗り遅れた男が滑走路を走って飛行機を追いかけたり、下着姿の男が誘導路に侵入して飛行機の翼にジャンプしたりと、飛行機にまつわる驚くニュースは絶えないが、このほどアメリカで駐機場にあった飛行機を盗もうとした少年が逮捕された。少年は「別の州であるラップのコンサートに行こうと思った」と話しているという。『Texarkana Gazette』『Fox News』などが伝えている。
アーカンソー州で、とんでもない窃盗を働いた少年が逮捕された。7月4日の午前2時半頃、同州ミラー郡にあるテクサーカナ・リージョナル空港のフェンスを乗り越えた少年を空港警備員が目撃し、警察に通報した。
警察官が到着すると、ゼマーキス・デヴォン・スコット(18歳)はアメリカン・イーグル航空の小型商用双発ジェット機に乗り込んでおり、ドアを閉めていた。コックピットに向けて明かりを照らすとスコットが操縦席に座っており、両手が窓からは見えない位置であったために操縦しようとしているのかどうかが分からず、警察官らは安全性を考慮し武器を抜いてスコットに手を上げるよう指示した。コックピットから出てきたスコットを見た2人の警察官は、過去に面識がある人物であることを知った。
なんとも大胆な窃盗を働いたスコットは、