赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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娘のディレーナ・ペレズーディランさん(28歳)は恐怖に慄いた。
「本当にあっという間の出来事だったのです。父は60歳になってから自分の人生を楽しむために、ほぼ毎日カニ捕りに行っていました。ほんのわずかな傷からバクテリアが侵入し、父の命を脅かすことになった事実が信じられません。この数週間は父にとって、私たち家族にとっても感情的にとても不安定でした。」
なおエンジェルさんは、パーキンソン病を抱えていたことから免疫力が低下していたとみられている。ICUでの治療中、一時は腎臓機能が低下し危機的状況だったエンジェルさんだが、現在はなんとか一命を取り留め、8月15日に両前腕部分の切断手術を行った。医師らはエンジェルさんが瀕死の状態を脱したことで今後の回復を期待しているが、やはり両脚の大部分が壊疽を起こしているために両脚も切断しなければならない可能性があるようだ。現時点では経過観察が行われているが、ディレーナさんは「治療をしながら様子をみていきたい。命には代えられないことなので、いずれ父は両脚切断とも向き合わなければならないでしょう」と話している。
画像は『NJ.com 2018年8月16日付「Man fighting flesh-eating bacteria from N.J. waters undergoes amputations」(Courtesy of Dilena Perez-Dilan)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)