日々自分を支えてくれている家族に対して、「ありがとう」と言う機会は少ない。特に思春期の子どもは、親に感謝の気持ちを抱いていても、恥ずかしくて素直に伝えられないだろう。そこで部活を頑張る男子高校生が、いつも自分を応援してくれる母親に「ありがとうの気持ち」を伝えるため、特別な写真展を開いたドキュメンタリー動画が制作された。子と母親の思いが繋がる瞬間に、感動すること間違いなしだ。

6月6日にライオンが公開したWEB限定動画「小さな写真展」は、部活動に励む男子生徒が、普段なかなか言えない感謝の気持ちを母親に伝えるサプライズ動画。動画制作のきっかけとなったのは、2017年に同社が行ったアンケート調査。半数以上の主婦が「洗濯の大変さは家族にわかってもらいにくい」と回答し、日々の家事の中も「洗濯にはあまりやりがいを感じていない」実態が明らかになった。

なかには、子どものユニフォームや靴下など衣類の汚れやニオイに悩む家庭もあったという。そこで子どもたちにインタビューを実施したところ、いつも洗濯をしてくれる家族に感謝の気持ちは持っているものの、うまく伝えられていないと思っていることが判明した。そこで同社は、感謝の気持ちが家族に伝わることが「洗濯へのやりがい」になると考え、本動画を制作した。

動画の舞台は、東京都千代田区にある東洋高等学校。男子バスケットボール部の生徒と母親が出演している。

まず「お母さんに、ありがとうって言えてますか？」という問いかけから動画はスタートする。「甘えちゃって、ちゃんと御礼は言えてない」「あんまり恥ずかしくて言えない」「毎日やってくれてるのはすごい大変だなと思っているので、機会があったら伝えたいなとは思っています」と男子生徒が本音を明かす。

日頃感じている感謝の気持ちを伝えるため、