イギリス国内で何かと悪評の宅配会社「Yodel(ヨーデル)」。このほどそのドライバーが、配達する荷物を放り投げる姿が監視カメラに捉えられた。『Metro』などが伝えている。
ウェスト・ヨークシャー州ブラッドフォードにあるアパートで住み込み管理人をしているパトリック・ダフィーさん(68歳)は、友人がアンティークショップをオープンすることになり、自身もそのお店で商品を売ろうと思い立った。そこで大手通販サイト「eBay」でシルバー製の塩・コショウ入れ、ロイヤルドルトンの水差し、中国のブロンズ壺、ベズウィックの馬の置物などといったアンティークの磁器や陶器などを購入した。
6月12日の午後2時20分過ぎ、それらの荷物を乗せたバンがパトリックさんの住むアパート前に到着すると、男性ドライバーが車両から複数の箱を取り出し、アパートの前のコンクリート階段の約4.6メートル下へとおもむろに放り投げたのだ。
ちょうどこの時、庭で作業していたパトリックさんは宅配ドライバーが2つの箱を放り投げる姿を目にし、ドライバーに駆け寄り注意した。箱の中には自分が購入したアンティーク商品が入っていると知り、商品が破損していないか心配したパトリックさんに対して、ドライバーは「箱を開けてみて壊れているようなら持って帰るから」と言い放ったという。パトリックさんが中を調べたところ、15ポンド(約2,200円)で購入した商品の上部が粉々に割れていた。それはアンティークの石炭入れで、パトリックさんは届いた後に磨きなおして売る予定だった。荷物を粗末に扱われて怒りを感じたパトリックさんは、