海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】47年間首に背負っていた15kgの腫瘍を摘出した男性(中国)

17歳の時から首の後ろに脂肪種ができ、徐々に大きくなってもそのままの姿で47年間生活してきた中国の男性が、このほど約15kgもの腫瘍を摘出する手術を行った。手術は無事に成功し、男性は現在自宅で療養中だという。『Metro』などが伝えている。

中国南西部の貴州省盤州市に住むチャオ・シンフーさん(64歳)の首の後ろに卵サイズの脂肪種ができたのは、17歳の時だった。脂肪種はどんどん大きくなったが、痛みを感じなかったことと家族が貧困だったことから、シンフーさんはこれまで病院にかかることは一切なかった。

しかし47年の間に大きくなった脂肪種はシンフーさんの頭の3倍ほどのサイズになり、重さはおよそ15kgにもなってしまった。かなりの負担となる脂肪種を抱えて最近は歩くことさえ困難になってきた父を見た息子のチャオ・ジエンジャンさんは、同省貴陽市にある貴州腫瘍病院のドン・シーシェン医師に助けを求めた。

ジエンジャンさんは、父のために親族らの協力を得て手術費用を集めた。そして先週、シンフーさんはドン医師と他2名の医師により10時間かけて脂肪種を摘出する手術を行った。ドン医師も「これまでの経験でこのような大きなサイズの腫瘍は見たことがない」と驚くほどであったが、

1 2