姉が起こした“ナッツリターン事件”に続き、妹が“水かけ事件”で波紋を広げている今の大韓航空。ナッツリターン事件を起こしたとはいえ、大変な財閥の美人娘である長女を娶り「一生安泰だ」と世間から羨ましがられてきた美容整形外科医の夫が、彼女に対して最近離婚を突き付けていたもようだ。『英文虎報(The Standard)』などが報じている。
2014年12月に起きた「ナッツリターン事件」は、当時40歳で女副社長であったチョ・ヒョナがニューヨーク発大韓航空86便のファーストクラスで袋入りマカダミア・ナッツの出し方に激怒し、すでにタキシングが始まっていた同機に駐機場への引き返しを命じるという激しいものであった。妹の水かけ事件は現在、連日のように話題になっている。とんだヒステリー気質の母親と、その血を見事に受け継いでしまった娘2人。大韓航空会長ファミリーのパワハラ体質が次々と明らかになり、その横暴で傲慢な言動には経営からの退陣を求めて職員らがデモを繰り広げるなど大きな動きが始まっている。それを放置していれば醜聞ばかりが世の中に流出し、エアラインとしての評価、人気、そして株価までがダウンするためだ。
怒りをあらわにしているのは大韓航空の職員たちばかりではない。なんと「こんな妻とは一緒に暮らせない」と結婚8年の美容整形外科医の夫までもが根を上げたもよう。先月2日、ソウル市内の家庭裁判所にてチョ・ヒョナとの離婚を申請したとの情報が出回り始めた。2010年に結婚した夫妻には双子の男の子がおり、その親権争いや財産分割の協議がスムーズに進むとは思えないことから離婚が裁判沙汰となるのは必至であろう。ナッツリターン事件での有罪判決や数か月におよんだ拘置期間には、