ハーフマラソンが開催されている最中、通行止めとなった道路にある女性ドライバーが無理やり侵入を試みるという危険な出来事が起こった。ランナーやマラソン関係者らから激しい非難を受けるも、女性は身勝手な主張を繰り返していたようだ。『The Sun』『Plymouth Herald』などが伝えている。
英デヴォン州プリマスにて5月20日、毎年恒例のハーフマラソン大会「Britain’s Ocean City Half Marathon」が開催された。例年通りプリマス市内の主要道路は閉鎖となり多くのランナーたちが路上を走っていたが、なんと通行止めとなった道路をある女性ドライバーが無理やり走行しようとしたのである。
現時点では身元が明らかになっていないこの女性ドライバーは、通行止めを示すロードコーンを車で倒し、ランナーの走る路上にゆっくりと侵入してきた。それを見た男性が、車のボンネットを両手で押さえそれ以上の侵入を止めようとするも、女性は無理やり車を前に進めた。危険を感じた男性が一旦車から離れると、今度はランナーたちが次々と女性ドライバーに向かって「あんた、正気か!?」「車を止めなさいよ!」「これは法律違反だぞ!」と非難の声をあげた。すると女性ドライバーは「ゆっくり走るから! どこを走っても抜け道が見つからないのよ。ワークショップのためにオークハンプトンに行かなきゃならないの!」と引き下がらず、あくまでもマラソン中の道路を走行しようとしたため、協議会の幹線道路担当官の男性が「動かずにここに止まるように」と女性に警告した。
すると女性は「じゃあ、あなたが(ワークショップに)電話をして私が遅れると伝えてよ! なんなのもう! 今日マラソンがあることは知っていたけど、じゃあ私に朝6時に家を出ろって言うの? 以前は抜け道用のサインもあったしどこに駐車していいかも事前に知らされていたわ。でも今回はなんの情報もなかったのよ! 協議会に苦情の手紙を書いてやる!」と反論し、