ネットの無料広告サイトに祖母の住所を記入したことが原因で、1頭のポニーが祖母の家にやってきた。何も知らなかった祖母は朝、目覚めて庭先にポニーが佇んでいる姿を目にし仰天したという。『Metro』などが伝えている。
4月27日、英スタッフォードシャーのストーク=オン=トレントにある民家に、若いオスのポニーが置き去りにされた。この家の住人である女性は朝起きるとポニーの姿を裏庭に発見し、驚くしかなかった。しかし原因は、この女性の孫である13歳の少女だったことが判明したという。
13歳の孫は、無料のオンライン広告でポニーのことを知った。そこには「誰も面倒見る人がいないと、このポニーは安楽死させられてしまう」と記されており、かわいそうに思った少女はポニーを救いたい一心で祖母の住所を書き込んでしまったようだ。何も知らされていなかった祖母は突然の珍客に驚きつつ、どうしていいものか考えた末に「World Horse Welfare(世界馬福祉協会)」に相談、そこから「RSPCA(英国王立動物虐待防止協会)」が連絡を受けた。ポニーの様子をチェックするためにこの家を訪問したRSPCAスタッフのシャーロット・メルヴィンさんは、このように話している。
「13歳少女が書き込んだこの住所に、誰かが突然ポニーを置き去りにしていったのです。置手紙などもありませんでした。少女の祖母が驚いたのは言うまでもありません。どこからこのポニーが連れて来られたのかは現時点では不明ですが、ダニまみれで世話をきちんとされていたとは言い難い状態でした。現在、このポニーのことを知る人物の情報を得るため捜査中です。」
ポニーは“メルヴィン・アンドリュース”と名付けられ、