幼い子が非常に危険な場所で遊んでいる時、優しい声で「ここは危ないからあっちへ行きましょうね」と導く。これは誰にとっても当然のことだが、よほどの場合はある程度怖い思いをさせ、幼いなりに「2度と同じことをしない」と思わせることも必要なのかもしれない。このほど米フロリダ州で、幼い子を交通事故から守りたいと強く願う警察官がFacebookに興味深い話題を投稿した。
フロリダ州ヘルナンド郡で最近、幼い女の子がトイカーに乗ったまま公道に出てしまうというなんとも危険で恐ろしい状況が発生した。それに気づいた郡の保安官は、真後ろからそのトイカーに近づき、普段大人のドライバーに質問するのとまったく同じように声をかけたそうだ。
「奥さん、すみませんが車を止めてください。免許証そして車の登録証明書を見せて頂けますか?」
その時の状況を綴ったFacebookには写真も添えられたが、女の子は実に幼く、警察官からのそうした問いかけに恐怖で怯えたことは想像に難くない。自分の免許証などもらったこともないし、車両の登録証明書がどんなものか見たことすらないのだ。「州の定めた道路交通法により、無免許でこうした道路を走ることは許されません」とでも説明したであろう保安官。これに懲り、その子がトイカーで公道に出てくるような危険な真似を二度としないよう祈るのみである。
この投稿には多くの人から「なんとも微笑ましい光景」「可愛い子」「どれくらいのスピードを出していたのですか?」といったコメントが集まったが、