制限速度が時速45~55マイル(72~88キロ)という高速道路に現れた、1台の小さな車。運転していたのは、なんとオムツをつけた3歳児であった。米フロリダ州のメディア『wfla.com』が伝えている。
今月6日、米フロリダ州のクリスタル・リバーを横切る高速道路“US19”でのこと。住民の通報を受け駆けつけた警察官が発見したのは、なんとオムツをつけシャツ1枚で電動式のおもちゃの車を運転する3歳の男児だった。その子の自宅は高速道路から2ブロックほどしか離れておらず、小さな車で近隣宅の庭を横切り、高速道路を500ヤード(約450メートル)ほど走ったところで警察官に呼び止められ、男児は無事保護された。
警察の調べによると、男児は父親と居間で遊んでいたが、父親がトイレに入っている隙に椅子によじ登って玄関の鍵を開け、おもちゃの車に乗って走り出したもよう。用を足して戻った父親は、息子の姿がなく玄関の戸が開いたままになっているのに気づき、自転車に乗り捜しに出たという。
目撃者のひとりでメディアに写真を提供したダニー・コリンズさんは「ここのハイウェイは交通量も激しいのに、あんなに小さな子がしかもおもちゃの車に乗って走っていたんだからショックだったよ。事故にならなくて本当に良かった。父親がやってきたのは警察がその子を呼び止めて10分ほどしてからだったかな。肌寒かったのにオムツ姿だったし、思わず写真を撮ったまでさ」と話している。
出典:http://abcnews.go.com
(TechinsightJapan編集部 A.C.)