カナダ・サスカチュワン州で現地の6日、カナダ・アイスホッケー界にも衝撃を与える大変悲惨なバス事故が起きた。『The Canadian Press』『The Globe and Mail』などが世界に向けて伝えている。
カナダ連邦警察(=王立カナダ騎馬警察 Royal Canadian Mounted Police)が発表したところによれば、サスカチュワン州で6日夕方近く、将来を嘱望されていた選手が14名も死亡する悲惨なバス事故が発生した。現場はティズデールという町から30kmほど離れた幹線道路35号線。ハイウェイ335号線と交差する付近で、事故原因についての詳しい調査が続いているもようだ。
事故に見舞われたのは1970年設立のチーム「フンボルト・ブロンコス(Humboldt Broncos)」の選手ほか運転手を含め計28人を乗せたバスで、同日夜に行われるサスカチュワン・ジュニアホッケーリーグ(Saskatchewan Junior Hockey League)のプレーオフの試合会場に向かう最中であった。事故はセミトレーラーに衝突されたもので、現地では複数の救急車が出動して重軽傷者を複数の病院に搬送したが、少なくとも14人の死亡が確認された。また治療を受けている14人のうち3人の容体が深刻であるという。
このたび犠牲になったのは、サスカチェワン州またはアルバータ州出身のプレーオフに出場する16歳~21歳の選手たちで、