writer : ume

【テック磨けよ乙女!】“赤ひげ先生”と“マザーテレサ”を訪ね下田へ 「人生はケセラセラ」「子育ては3歩下がって」

“親の心子知らず”とはよく言ったもので、子育て真っただ中の親御さん、特にお母さんは子供に対する悩みがつきない。家族、仕事、健康、子育て、人間関係などストレス社会に身を置くと心が折れそうになることもあるだろう。最近よく聞く言葉「ケセラセラ、何とかなるさ」と今回も悩みを笑い飛ばしてくれる方々に出会った。

静岡県下田市、駅からほど近いところに位置する河井医院。同医院の医院長であり通称下田の“赤ひげ先生”と奥様の小児科医の先生が「とにかく凄い」という評判がテックインサイト編集部に入ってきた。思い立ったが吉日、その噂の先生夫妻に会いに行くべく春爛漫の3月某日、始発で下田へ向かった。

下田の“赤ひげ先生”こと河井医院の医院長・河井文健先生は噂通り、オレンジの半袖に短パンの出で立ちという元気な姿で迎えてくれた。河井先生は地域医療の現場で長年にわたり地域住民に寄り添い地道に尽力されている医師を表彰する第6回「日本医師会 赤ひげ大賞」を受賞したばかりだ。全国日本医師会に所属する医師167,000人(現職の日医・都道府県医師会役員は除く)の中の5人の中の1人として選ばれた名医である。忙しい中でも、患者さんには気さくかつ丁寧に身内のように接してくれる先生の人柄に惚れた地元住民はもちろんのこと、近隣や海外からも河井先生をたずねてくると言う。

短パンから覗く日に焼けた脚に「元気をもらおう」と膝をなでて帰る人があとを絶たない。河井先生自身もそんな患者さんに「元気づけられ、患者のためにもっと働こう」というのだから“下田の赤ひげ先生”と慕われるわけである。

一方、小児科医であり副院長を務める河井栄先生も気さくで大らか、

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