身長81センチ、『オースティン・パワーズ』シリーズのミニ・ミー役でブレイクしたヴァーン・トロイヤーがこの世を去った。享年49歳、障がいを持つ人々にも大きな夢と希望を与えた彼の突然の死に、多くのファンが涙している。
「ある子に、小人って呼ばれたんだ。軽蔑的なスラングでね。小柄な人、もしくは小人症の人と言うべきところだ。」
「そこで僕は(相手に)飛び上がり、その子の鼻にパンチを食らわせてやった。」
小人症ゆえに身長が伸びず、学校に通っていた時代には屈辱的な思いを経験するも強気に、そして前向きに生きようと努力し『オースティン・パワーズ』シリーズにも出演したヴァーン・トロイヤー。その彼が死去したとして、インスタグラムにはこのような声明が投稿された。
「実に辛いことですが本日、ヴァーンが死去しました。とても優しい人物でした。人々を笑顔にし、ハッピーにし、笑わせてあげたい―それが彼の願いだったのです。」
しかし私生活では鬱やアルコールと闘っていたことも明かしており、4月にはインスタグラムにこのようなメッセージがアップされていた。
「みなさんにお願いがあります。ヴァーンのことを思い、どうか彼のため祈ってください。彼は今、これ以上ないケアを受けており静養しています。世界中のファン、友達、そして家族のサポートに感謝しています。」
芸能情報サイト『TMZ』によると、