平昌五輪にて“美しいゲイ・アスリート”と話題をさらった、フィギュアスケーターのアダム・リッポン(28)とフリースタイルスキー男子スロープスタイルのガス・ケンワージー(26)。五輪開催期間中に知り合い意気投合した2人が、このほど「GLAADメディア・アワード」のレッドカーペットに登場し大きな注目を集めた。
米時間12日に開催された第29回「GLAADメディア・アワード」授賞式。LGBTQコミュニティで著しい功績をあげた人物やメディアを称える同授賞式で、アダム・リッポンとガス・ケンワージーがスピーチを披露した。アダムは、これまで同性愛者であることを隠していたガスが平昌五輪で交際相手の男性とのキスがテレビで放送され、五輪に“歴史的瞬間”を刻んだことに「ガスは呪縛から解き放たれたんだ!」と述べた。するとガスも「もう誰にだってしちゃうのさ!」と調子を合わせ、アダムにキスをする一幕があった。
これは完全にアドリブだったようで、予期せぬ出来事に少々うろたえるアダム。「あ~あ、僕たち収拾つかなくなっちゃったよ」と本音を漏らせば、「ホント、しょうもないな」とガスからも自虐コメントが飛び出した。バツの悪そうな表情を見せた2人だったが、終盤には「ありのままの自分で愛する母国を代表できたことに喜びを感じます」とガスが締めくくり、歓声を浴びた。
この日の2人は、同授賞式で「GLAAD Media Vanguard Award」を受賞したブリトニー・スピアーズと初対面を果たしたという。五輪期間中はブリトニーが2人に向けたツイートをしていたものだが、