2016年、最愛の夫レネ・アンジェリルさんを壮絶なガンとの闘病の末に亡くし、「健康の有難みを痛感し、彼の分まで人生を精一杯生きていく」と誓っていたセリーヌ・ディオン。今月30日にはもう50歳の誕生日を迎えるという彼女が、ラスベガス定期公演のショーを今月および4月までキャンセルすると21日付で発表した。
セリーヌ・ディオンが定期公演をしばらく休むとしたのは、耳に抱えていた耳管開放症(英:Patulous Eustachian tube)という疾患のため。通常とは異なり耳管が開放されたままの状態となり、耳閉感や自分の声が強く大きく聞こえるなどの症状が現れるもので、誘因として体重減少、中耳炎、運動、顎関節症、吹奏楽器の演奏などが考えられるという。セリーヌは1年あるいはもう少し前からその不調を自覚して様々な投薬治療を試してきたが、効果が得られないため手術に踏み切ることに。医師からは侵襲を最小限に抑えた外科的処置になると説明されたという。
チケットを購入していたファンに払い戻しをお願いしているセリーヌは、謝罪の言葉に添えて「私自身もこのことが悔しくて残念でならないの。最近どうにも運が悪いわ…。またステージに立って頑張ると張り切っていたのにこんな事態になってしまうとは…もう信じられない!」と嘆いた。5月22日には、