3月17日、日本テレビ系土曜ドラマ『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』の最終回が放送された。前回、山田涼介演じる主人公・北沢秀作と謎の男・吉田邦夫(加藤諒)が「赤ちゃんの時に取り違えられた」事実が発覚、お互いに生みの親のもとで暮らしてみるうちに馴染んでいく。最終話ではそこからどのような展開になるのか読めなかったが、蓋を開けると「北沢家」の底力を思わせる見事な結末が待っていた。
女性警察官で秀作の恋人・池江里子役を務めた恒松祐里は、SNSで「初のドコメディ作品。先輩俳優の方々から学ぶことが沢山ありました」と振り返る。「シリアスなセリフも、少し言い方を変えれば面白いシーンにすることが出来たり、表情でも色々遊べたり」というように、キャスト陣の演技力がドラマのおもしろさを支えたと言えるだろう。
たとえば秀作の姉・北沢知晶は弟に対して冷たく当たりながら、実は彼の気持ちを一番理解しているようなところがある。最終回では「秀作が北沢家を陥れて恨みをはらそうとしている」と疑う父・北沢泰蔵(中村梅雀)に「もっと秀作を信じてあげるべきだ」と諭したり、さらには彼女に想いを寄せる警視庁SITのホープ・尾関光希(小瀧望)にも少し心を開く。そんな知晶の微妙な心理を好演したのが波瑠だ。
彼女は『波瑠 06_haru_17 Instagram』で3月16日に「明日が最終回。愉快な仲間たちともお別れです」、