贅沢な気分を味わいながら電動リクライニングシートに座って映画鑑賞していた男性が、シートの足置き部分と床の間に頭部を挟まれ1週間後に死亡するという悲劇に見舞われた。男性はシートの下に携帯電話を落としてしまったため、拾おうとしたようだ。英メディア『Birmingham Live』『Metro』『The Sun』などが伝えている。
3月9日、英バーミンガムにあるレジャーセンター「Star City(スター・シティ)」内の映画館「Vue Cinema(ヴューシネマ)」で、ひとりの男性が心停止状態に陥った。
この映画館のウリとなっている快適さと贅沢をコンセプトにしたゴールドクラスルームで、パートナーと一緒に電動リクライニングシートにもたれかかり映画を観ていた男性(身元は明らかにされておらず)は、鑑賞中に電話をシートの下に落としてしまった。男性は映画が終わった後、かがんで電話を拾い上げようとしたが、上がっていたとされるシートの足置き部分が突然下がり、床との間に頭部を挟まれてしまったのだ。パートナーと映画館スタッフらは彼を助けようと格闘し、足置き部分が壊れて男性を救出することができたが、パニックになった男性は心停止を起こした。
午後7時6分に映画館から通報を受けたウェスト・ミッドランズ救急サービスが現場に駆け付けると、