日本にも店舗を構える大人気のランジェリーショップ「ヴィクトリアズ・シークレット(以下VS)」。万引き行為には店員も注意を払っているはずだが、小さな商品が多いこともあり、アメリカのVSショップでは窃盗の被害が絶えないそうだ。カリフォルニア州ベンチュラのアウトレット店ではこのほど親子万引犯が逮捕されたが、店の被害額は驚くものであった。
母と娘による悪質な万引行為が発覚したのは、カリフォルニア州ベンチュラ郡のアウトレット・モールに入っている「ヴィクトリアズ・シークレット」。窃盗罪で逮捕されたのは母親のマリア・ペレス(38)、娘のメリッサ・パルティダ(19)、そして未成年の娘(15)の計3名。15,000ドル(約160万円)相当のランジェリーを盗んだ疑いがあるほか、余罪の数々が発覚した。
この母娘3名が窃盗行為を始めたのは2016年。2年にわたりカリフォルニア州内あちこちのVSショップに出かけては犯行を繰り返していた。善良な市民を装うためかベビーカーを押しながら入店し、そこに商品を詰め込むというやり方で盗んだ商品は総額25万ドル(約2,670万円)にのぼるとみられている。
モールあるいは個々のショップを制服・私服の警備スタッフが巡回するも、誰一人この母と娘を怪しむことはなかった。ついにこの親子連れに関する異様な行動が確認され、