歴史的にひどい男尊女卑に泣かされてきたインドの女性たちだが、世代交代や女性の学歴の高まりとともに、徐々に勇ましい気の強い女性が増えてきているとも聞く。このたびパンジャーブ州では、夫の浮気を疑う激怒の妻がとんだ流血事件を起こしていた。インドのメディア『The New Indian Express』『Mid-Day』などが伝えている。
パンジャーブ州ジャランダルのジョジンダー・ナガーにある家庭にて今月20日深夜に起きた恐ろしい流血事件で、ジャランダル警察はスクワント・カウアという30代後半の妻を逮捕した。スクワントは眠っている夫アザド・シンさん(40)の頭を鉄の棒で殴り、気を失ったところで陰茎を刃物で切断。それをトイレに流した疑いがもたれている。
警察の取り調べに対し、スクワントは「夫には最近愛人ができたようだ。その怒りが増幅し、夫が眠るのを待って犯行に及んだ」などと供述。アザドさんの容体は非常に深刻で、警察は傷害罪ではなく殺人未遂罪での起訴に踏み切った。アザドさんは今なお病院に入院中で、浮気の真実などについても確認は困難を極めている様子だ。アザドさんは銀行のアシスタントマネージャー、スクワントは専業主婦で2人の子供を育てていた。
男性が「ムスコ」と呼ぶなどそれは愛しい存在とされるが、