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writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】宝くじで1,200万円当選した障がい者男性、散財し手当も打ち切られ極貧生活に(スコットランド)

月に1度支払われる個人自立手当350ポンド(約52,000円)と週1度の年金1.08ポンド(約160円)のみである。ダニエルさんの介護をしているブリジットさんには週62ポンド(約9,300円)の介護者手当があるだけで、それは水道光熱費や電話代に消える。今後、家賃と住民税を全額払っていかなければならないダニエルさんは、「困窮した生活を送っていて、もうどうしていいかわからない。悪夢だ」と話している。

宝くじで賞金を得たことが原因で、ベネフィットを打ち切られてしまったのはダニエルさんだけではない。2014年11月、宝くじに当選した同じくスコットランド在住の障がい者ジョージ・グラントさん(54歳)は、米テネシー州ナッシュビルへの旅に2万ポンド(約300万円)を使った後、DWPからベネフィットの支給を止められてしまった。当時のジョージさんは「DWPに私の人生を台無しにされた」と話していたという。

これらの件につき、DWP側は「貧困に陥ったのは当事者の責任です。従ってベネフィットは支給されません。正しい援助を受けるためにも生活状況に変化があれば必ず申告して頂くことがとても重要なのです」と述べている。

このニュースを知った人からは「短期間で浪費するのが悪い。自業自得だから同情も湧かない」「極貧っていうけど、妻の手当とあわせてもいくらか収入はあるんだからやっていけるんじゃないの?」「賞金を得て申告せずにベネフィットを受給し続けるのは不正でしかない」「不正受給がバレて、なぜメディアに苦情を言うのか理解できない」「もっとしっかり計画立てて賞金を貯金していたらこんなことにはならなかったのにね」といった声があがっている。

画像は『Metro 2018年2月24日付「Disabled granddad says his £80,000 lottery win ‘ruined’ his life as he lost his benefits」(Picture: Mirrorpix)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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