イギリスの学校で、ある髪型が禁止となって物議を醸している。レトロ感漂うその髪型は“Meet me at McDonald’s(マクドナルドで会おう)”と呼ばれており、校長から「違反者は登校を禁止する」という警告が出されたようだ。英メディア『Metro』『The Sun』などが伝えている。
11歳から16歳までの子供たちが通うノーフォークのグレート・ヤーマス・チャーター・アカデミー(Great Yarmouth Charter Academy、以下GYCA)で今月中旬、バリー・スミス校長から保護者宛てに手紙が配布された。その内容は生徒の髪型に言及したもので、校内で容認できない7つの髪型が記載されていた。
モヒカン、髪にラインを入れること、長すぎる髪を禁止するといった項目の中で、保護者から特に注目を集めたのが、“Meet me at McDonald’s”ヘアカットで、違反者は今月26日までに髪型を整えない限り登校を禁止、または他の生徒から隔離するという厳しいものであった。
では“Meet me at McDonald’s”ヘアカットとはいったいどんな髪型なのか?
『Metro』によると名前の由来は定かではないが、サイドは刈り上げ、前髪とトップは長く、パーマでボリュームを出したかのように仕上げられたスタイルのようだ。
スミス校長は「ほとんどの生徒が校則を守っていますが、一部違反者が見られることは残念なことです。学校で避けるべき髪型について質問がある場合は、パワーポイントによるプレゼンテーションを行うこともできます」と綴っている。
GYCAは昨年、生徒たちの成績がノーフォーク地区で最低を記録したため、