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writer : shiina

【海外発!Breaking News】歴史ある女性保護施設が閉鎖 あまりにも厳しい入居条件で(デンマーク)

デンマーク南部の街ヴァイレにて1856年に設立された「リンネマン処女修道院(Linnemanns Jomfrukloster)」は、“修道院”という名がついているもののカトリックとは関係がなく、経済的に困窮する女性のための保護施設である。この施設への入居は「処女である40歳以上の独身女性」のみ可能となっていたが、ここ数年はその需要がなく2016年に閉鎖されている。

女性の社会進出が世界でもトップクラスのデンマーク。経済的に自立した女性の増加で施設の需要が減ったのかと思いきや、そうではなかった。『Bild』紙が伝えたところによると、リンネマン処女修道院を管理していた慈善団体のジョセ・リンネマン氏は施設閉鎖に至った大きな理由として「現在のデンマークには、40歳以上の処女がそれほど多く存在しない」と明かしている。ヴァイレ市長アルネ・シグテンビエッガード氏も、同紙のインタビューに「時代は変わり、そのような女性はもはや存在しなくなりましたからね」と言い、この条件に当てはまる女性を探していたものの無駄骨に終わったとのことだ。

ジョセ氏の曽祖父であるアンドレアス・リンネマン氏によって慈善団体が設立された19世紀中旬、40歳以上の未婚女性は処女であると見なされていた。そうした女性は貧しい家庭の出身者であることが多かったため、

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