映画プロデューサーとして活躍したハーヴェイ・ワインスタイン、また何人もの有名俳優や映画関係者が、ハリウッドで働く多くの女性達をセクシャルハラスメントや強姦で苦しめていたと発覚し大騒動が勃発した2017年のハリウッド。そんな中で俳優リーアム・ニーソンが騒動に言及、「まるで魔女狩りみたいだ」などと発言したほか加害俳優を擁護するようなコメントを放ち、痛烈に批判された。
このほど人気俳優リーアム・ニーソンがアイルランドにて『The Late Late Show』に登場。そこで多くの女優達が過去に受けたセクハラ行為について暴露していることに絡め、こう語った。
「まるで魔女狩りみたいなことも、少し起きているんだ。」
「何人かそういうセレブがいる。突如として女の子の膝を触ったとかで、非難されてね。そして突然番組から降ろされたりするわけさ。」
この時、リーアムが話題にしたのは「不適切な行為があった」としてラジオ番組を降板になったGarrison Keillorなる元人気ホストのこと。同ホストはある時、女性が不幸話をしたため背中を軽くポンと叩き励ましたかったもよう。しかしその際に手が女性の素肌(背)に触れてしまい、彼女は驚きひるんだ様子を見せたという。そこで本人に謝罪メールを送り和解したはずが、後に彼女の弁護士からの連絡もあって大事になり、結局はクビになっているのだ。
ちなみに同番組でリーアムは娘の友人や共演女優、さらにはインターンに対するセクハラを暴露されたダスティン・ホフマンにも言及。しかし批判するどころか「家族や他の役者などと一緒にいると、馬鹿げたことをしちゃうものさ」とコメントし、こう続けているのだ。
「僕はどちらの味方もしていない。」
「それに芝居をしていると、縁起を担ぐようになったりする。つまり毎晩同じことをしなくちゃ悪いことが起きてしまう…そんな風に感じてしまうのさ。ただ、僕はダスティンのような経験があるわけじゃないけど。」
「ダスティンがしたとされる行いは、子供時代にやるようなことさ。」
しかしダスティンと舞台で共演した女優は「彼は権力を利用するブタ野郎」「私のスリップに彼は手を入れ太腿の内側に触れたりもしました」と告白しており、