テニス界の女王セリーナ・ウィリアムズ(36)がこのほど、愛娘のアレクシスちゃん(生後4か月)とともに米版『VOGUE』誌2月号の表紙に登場、本誌インタビューでは産後の合併症やうつ症状などについて赤裸々に告白した。
昨年9月、自身にとって第1子となるアレクシスちゃんを出産後、約2か月にわたり合併症を発症していたことを『VOGUE』誌のインタビューで明かしたセリーナ・ウィリアムズ。順調な妊娠期間を過ごしていたものの、分娩時にアレクシスちゃんの心拍数が下がったため、急遽帝王切開になったという。
アレクシスちゃん誕生の翌日からひどい息切れを感じたセリーナ、CTスキャンの結果、肺の数か所に小さな血栓が見つかったそうだ。それから6日間は大きな血腫が腹部を圧迫し、帝王切開後の傷口が開いてしまうなどひどい痛みに襲われたという。数回に及ぶ手術を経て退院したセリーナだったが、その後6週間はベッドから起き上がることもままならなかったと明かしている。
そんなセリーナは母親としてのプレッシャーにさいなまれ、そのたびに数え切れないほど深く落ち込んだという。赤ちゃんの泣き声に憤りすら感じてしまう―そんな自分の姿に落胆し「こんなに美しい赤ちゃんがいるのに、なぜ悲しいの?」と罪の意識にかられたと述べ、自分でもコントロールできない様々な感情に苦悩したことを赤裸々に語った。
産後はホルモンバランスの乱れなどにより精神的にも不安定になりやすいと言われるが、テニスで世界の頂点に登りつめたセリーナも例外ではなかったようだ。
昨年11月には多くのセレブらに見守られる中、