すでに厳しい寒さが訪れているNYマンハッタンの朝の街を、あられもない姿で歩いていた若い女性。彼女はその翌日に警察に被害届を出しており、内容は「ほかの男性とのメールがバレて彼氏からひどい暴力を受け、罰として全裸で街を歩くよう強要された」というものであった。これにより交際相手の男が逮捕・起訴されたが、「罰を命じたら本人も素直にそれを受け入れた」と主張するのみで反省がみられないという。
マンハッタン地方検察局のサイラス・R・ヴァンスJr.さんが明らかにしたところによれば、アッパーウェストの通りを全裸で歩いていたのは24歳の女性。こんな愚行を彼女に命じたのは同棲していたジャッソン・メロという26歳の男で、夜遊びから戻った午前5時ごろに彼女が7人の男性と恋愛に関するメールをやりとりしていたことを知って激高。全身を激しく殴るなどの暴行を加えた後、午前8時頃にバスタオルとともに裸の彼女を外に連れ出し、そのタオルも最終的には剥ぎ取ってしまった。
「彼女も自分が悪いとして罰を受け入れた」と主張するメロだが、この男のしたことは犯罪にほかならない。交際相手への暴行、脅迫行為、そして彼女に強要した公然わいせつ行為は一般市民にとってとんだ迷惑行為である。かつ営利目的か嫌がらせか、