米ペンシルベニア州生まれでニューヨークで育った白人ラッパーのリル・ピープ(Lil Peep)。非常に才能豊かで今後に大きな期待がかかっていたにもかかわらず、彼は先月中旬ににわずか21歳で急逝した。危険な薬物摂取が指摘されていたが、このほどやっと死因が明らかになった。
アイドル歌手になれそうな甘いマスクと男らしい声の持ち主であったリル・ピープ(本名:グスタフ・アハー/Gustav Åhr)。両親ともにハーバード大学卒業という毛並みの良さにもかかわらず、全身にタトゥーを彫り、髪やスタイルなどルックスは常に奇抜。歌詞はPTAが眉をひそめるようなものばかりで、過激なSNSで人気の女優ベラ・ソーンの元カレでもあった。
そんなリル・ピープは音楽共有サービス「SoundCloud」に曲をアップするうちにみるみる人気を高め、今年8月にはアルバム『Come Over When You’re Sober, Pt. 1』もリリース。YouTubeに投稿された『Problems[Audio]』は690万回もの再生回数を記録している。ところが先月15日、アリゾナ州ピマ郡ツーソンのナイトクラブ「The Rock」でのライブを終えたツアーバスの中でリル・ピープは息絶えているところを発見された。亡くなる前にはインスタグラムに「僕が死んだら悲しんでくれるだろうね」といった意味深な投稿をしており、本人も死を意識しながら薬物を過剰摂取していたのではないかとも報じられていた。
『E!News』が伝えたところによれば、