深い緑に囲まれた自然豊かな集落のはずれにトレーラーハウスを構えて暮らしていた被害者の女性。獣害や防犯を兼ねて犬を多頭飼いしていたのであろうか。4頭もの飼い犬に襲われて死亡し、その友人も重傷を負うという恐ろしい事件が起きてしまった。米アラバマ州のメディア『WAFF-TV』が伝えている。
犬に襲われて成人女性2名が死傷する事件が起きたのは、アラバマ州北部に位置するマーシャル郡のガンターズヴィルで先月29日午前8時すぎのこと。警察は犬の飼い主であるトレイシー・パターソン・コーネリウスさん(46)が死亡し、友人女性のヴァレリア・ヒノホサさんが重傷を負って治療を受けたことを発表した。現場は州道79号線に交差するジェイソン・ロードの小さな集落のはずれで、マーシャル郡動物管理局(Marshall County Animal Control)の職員が捕獲を試みたものの1頭だけ取り逃がしてしまったもよう。その犬は白が混じった雑種だとしている。
重傷を負ったヒノホサさんの甥にあたるハーナン・トレスさんは『WAFF-TV』の取材に、「おばはいきなり襲われたようです。多くの人がその通りを歩いていますが、下手に近付こうものなら犬たちは追いかけてきますよ」と普段の犬の状況についても話している。また近隣住民も、